日本と南太平洋の国や地域が環境問題などを話し合う「太平洋・島サミット」の首脳会合がさ来年５月にいわき市で開かれることが決まりましました。 <br />「太平洋・島サミット」は、南太平洋の１６の国や地域の首脳らを３年に１度、日本に招いて開いているもので、さ来年５月に予定されている７回目の首脳会合に向けて、２６日、東京で閣僚会合が開かれました。 <br />この中では、環境問題や地域開発などをめぐって意見が交わされ、▽地球温暖化対策や防災分野で協力していくほか、▽海産物の保全や天然資源の開発に連携して取り組んでいくことを確認しました。さらに、▽海洋国家として、航行の安全を確保するため、法の支配が重要だという認識で一致しました。 <br />そして会合では、さ来年の首脳会合を福島県いわき市で開くことを決めました。 <br />岸田外務大臣は記者会見で「南太平洋での漁業管理や科学的な環境調査観測などの分野で協力してきたい。いわき市で開き、みなさんをお迎えすることを楽しみにしている」と述べました。 <br />政府としては、福島県で「太平洋・島サミット」を開くことで、原発事故を受けた風評被害の払拭につなげたい考えです。 <br /> <br />10月27日 09時42分
